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セッションの限界
こんにちは、Staff Uです。

最近、とあるミュージシャンのセッション・ライヴに携わる機会が多く、昨日もそのライブに行ってきました。

昨日の編成はドラム、ヴァイオリン、キーボードのトリオ。なんか、こんな風に書くとフュージョン系の音に思われるかもしれませんが、全然ロックです。ジャム・ロックともちょっと違います。

数年前から日本でもジャム・セッションを基本とするジャム・バンド(所謂、和ジャム)が市民権を得てライヴハウスやイイヴェントで見かけるようになりました。これからの季節は野外のイヴェントでも彼らのセッションを楽しむことができるでしょう。

しかし、最近いろいろなセッションを見て気づいたのですが彼ら和ジャムな人達と世界レヴェルのジャム・セッション・シーンとの決定的な違いがあります。それは何か?

それは、「発想力」とそれを具体的に表現できる「演奏力」です。

技術的に世界レヴェルに上手い人は日本にも結構います。ただ、ミュージシャンの本領が試されるジャム・セッションにおいて、実は最初に発想力がモノを言います。ありきたりのフレーズをありきたりな展開で、ありきたりに演奏する。まあ、楽しくも何とも無いですものね。

セッションを聴きに行く人達は、そんなもの求めていません。セッションの攻防で見えてくる、聴衆の頭をリセットするぐらいの斬新な発想力。それによって、あたかも目の前に見たことの無い無限の世界が広がって、そこを旅をしたかのような感覚。これは、あらかじめ知っている曲を聴きに行くという行為とは根本的に違います。ここらへんはジャズにも通じる部分であると思いますが。

そして、その「発想力」を具体的に聴衆に提示できる確かな演奏力。どんなに発想が豊かでも、弾けなきゃ話になりません。

で、昨日のライヴはどうだったのかというと、最高でした。豊かな(ある意味、狂った?)発想力と、それを確実に伝えることのできる演奏力、あるいは表現力。そういったことを可能とできる人は、音そのもので人間性が伝わってきます。濃密な時間でした。

やはり、ジャム・セッションは音楽の基本だなぁ、と再確認した夜でした。
by webmusic | 2006-05-31 14:04 | Staff U
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